総合経済性に基づく送変電機器の最適保守戦略

カテゴリ: 部門大会

論文No: 172

グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/12

タイトル(英語): Optimal maintenance strategy of high voltage equipment considering total economical aspect

著者名: 金光 正樹(名古屋大学),小島 寛樹(名古屋大学),早川 直樹(名古屋大学),遠藤奎将 (名古屋大学),大久保 仁(名古屋大学)

著者名(英語): Masaki Kanamitsu(Nagoya University),Hiroki Kojima(Nagoya University),Naoki Hayakawa(Nagoya University),Fumihiro Endo(Nagoya University),Hitoshi Okubo(Nagoya University)

キーワード: 最適保守戦略|信頼度|コスト最小化|モンテカルロ法|非線形計画法|optimal maintenance strategy|reliability|cost minimization|monte carlo method|nonlinear programming

要約(日本語): 経年機器の有効利用、保守最適化や、高信頼化、高効率化、ライフサイクルコストの最小化および停電被害の最小化を同時に達成するために、IT融合形最適送変電システム（IGMS）を提案し、その基礎開発を行っている。今回、モンテカルロ法を用いて電力システムの故障パターンを、非線形計画法を用いて送配電コストを計算し、機器の最適保守の評価を行った。機器の保守方法として通常保守・オーバーホール・リプレイスを考え、各保守効果とコストを考慮し、各保守方法における送配電コストを算出・比較した。その結果、機器の稼動年数によりコストが最小となる保守方法が存在することが明らかになり、機器の保守戦略に活用できる見通しが得られた。

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