真空遮断器における操作機構用グリースの劣化特性
真空遮断器における操作機構用グリースの劣化特性
カテゴリ: 部門大会
論文No: 187
グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2007/09/12
タイトル(英語): A deterioration characteristic of grease for operation mechanism in vacuum circuit breakers
著者名: 斉藤 仁(日本AEパワーシステムズ),勝又 清仁(日本AEパワーシステムズ),落合 宏紀(中部電力),高橋 一嘉(中部電力)
著者名(英語): Hitoshi Saito(Japan AE Power Systems Corpotaration),Kiyohito Katsumata(Japan AE Power Systems Corpotaration),Hiroki Ochiai(Chubu Electric Power Co.,Inc. ),Kazuyoshi Takahashi(Chubu Electric Power Co.,Inc. )
キーワード: 真空遮断器|グリース|経年劣化経年劣化|vacuum circuit breaker|grease|Aging deterioration
要約(日本語): 真空遮断器が普及し始めてから25 30年以上が経過し、現在運用中の機器のなかにも経年機器の割合が増えてきている。しかし、動作回数が少なく、屋内などで設置環境が良い場合には、金属部品や絶縁物の劣化も少ない。このような場合においても、機構部の潤滑に使用しているグリースについては経年劣化が進んでいると考えられる。そこで、フィールドで運用された真空遮断器の持ち帰り調査とグリースの採取により現状を把握し、さらにモデル試験によりグリース劣化の機構部動作への影響について検討した。その結果、経年グリースの増稠剤に著しい劣化が見られること、加速劣化試験では定期的な操作が固渋に対して有効なことが明らかになった。
PDFファイルサイズ: 1,146 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
