二点切り真空遮断器の遮断特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: 190

グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/12

タイトル(英語): Interruption Characteristics in Double-Break Vacuum Circuit Breaker

著者名: 田中修(東京電機大学),井出直孝(東京電機大学),柳父悟(東京電機大学),金子周平(東京電力),岡部成光(東京電力),松井芳彦(日本AEパワーシステムズ)

著者名(英語): Osamu Tanaka|Naotaka Ide|Satoru Yanabu

キーワード: 真空遮断器|真空バルブ|電圧分担率|電極構造|残留電流|Vacuum Circuit Breaker|Vacuum interrupter|Voltage distribution ratio|Electrode construction|Post arc current

要約(日本語): 真空遮断器の高電圧化を目指して、我々は二点切り真空遮断器の遮断特性を調査した。
調査の結果として、電極構造の異なる真空バルブを用いた二点切り構造の場合、電圧分担率を均等化させるための電圧分担率改善コンデンサを接続しているにも関わらず、それぞれの真空バルブに印加される回復電圧が等しくならないということが判明した。
その原因として、各真空バルブに流れる残留電流が異なっているためだと考えられる。
そこで、我々はそれぞれ個別に真空バルブに流れている残留電流を測定した。
その結果、残留電流の違いが、電圧分担率の偏りに影響を与えているということが判明した。

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