溶剤溶解型アラミドバインダーの特徴と電気二重層キャパシタの特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: 193

グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/12

タイトル(英語): Features of Solvent Soluble Aramid Binders and Properties of Electric Double Layer Capacitors using them

著者名: 成瀬 新二(デュポン帝人アドバンスドペーパー),田中 康紀(デュポン帝人アドバンスドペーパー)

著者名(英語): Shinji Naruse(DuPont Teijin Advanced Papers),Yasunori Tanaka(DuPont Teijin Advanced Papers)

キーワード: キャパシタ|アラミド|バインダー|セパレータ|耐熱|Capacitor|Aramid|Binder|Separator|Heat Resistance

要約(日本語): 電気二重層キャパシタは高い出力、長寿命を生かして自動車の補助電源などの用途が期待されるが、特性的には改善の余地が大きく、電極、電解液の開発が主に実施されているのが現状である。本報告では、開発品の高耐熱アラミドバインダーの特徴及びそれを電気二重層キャパシタに適用した例を紹介する。電気二重層キャパシタ製造工程中で、前回紹介した100％アラミド素材よりなる高耐熱セパレータと上記バインダー、活性炭、導電助剤などより作製された電極シートを組み合わせた状態での高温乾燥によって、活性炭表面の水分除去、バインダーの状態変化などから、電気二重層キャパシタの特性が向上した。　これにより、電気二重層キャパシタの小型化、軽量化の実現が期待できる。

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