電解液にイオン性液体を用いたケッチェンブラック配合電極のキャパシタ特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: 194

グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/12

タイトル(英語): Performance of Electric Double Layer Capacitor Containing Ketjen Black using Ionic Liquid as Electrolyte

著者名: 谷口 充史(宮崎大学),田島 大輔(宮崎大学),大坪 昌久(宮崎大学)

著者名(英語): Mitsufumi Taniguchi(University of Miyazaki),Daisuke Tashima(University of Miyazaki),Masahisa Otsubo(University of Miyazaki)

キーワード: 電気二重層|キャパシタ|導電性材料|ケッチェンブラック|EDLC

要約(日本語): 電気二重層キャパシタは物理電池であり、サイクル寿命が長い、急速大電流充放電が可能である、という特徴がある。しかしエネルギー密度が小さくコストが高いという問題点がある。これまで著者らはこの問題点を補うために分極性電極に配合される導電性材料に注目し、現在用いられる導電性材料の主流のアセチレンブラックよりも、分極性電極の導電性材料としてケッチェンブラックが有効であることを明らかにしている。本実験では、導電性材料にケッチェンブラックを10wt%配合した分極性電極を作製し、イオン性液体を2種類と通常使用される有機系電解液、水系電解液を使用した電気二重層キャパシタの静電容量と内部抵抗の検討を行ったので報告をする。

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