YBCO超電導薄膜の磁界式スイッチング動作特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: 206

グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/12

タイトル(英語): A Magnetic Switching Characteristics of an YBCO Thin Film

著者名: 宮田 佳昭(東北大学),谷貝 剛(東北大学),津田 理(東北大学),濱島高太郎 (東北大学)

著者名(英語): Yoshiaki Miyata(Tohoku University),Tsuyoshi Yagai(Tohoku University),Makoto Tsuda(Tohoku University),takataro Hamajima(Tohoku University)

要約(日本語): 現在使用されている交流直流変換器に搭載されているスイッチング素子は、サイリスタやGTOといった半導体を利用したものが主流である。しかし、これらのスイッチング素子は損失が大きいため低損失化が不可欠である。これに対し、超電導体を利用したスイッチング素子を実現できれば、通電損失をゼロに抑え、システム全体の高効率化が可能となる。また、超電導体は電流密度が非常に高いため、既存の変換器よりも小型で大電流を流すことが可能となる。そこで、本研究では、YBCO超電導薄膜を取り上げ、磁場の変化によってスイッチ動作させる超電導磁界式スイッチング素子の動作特性を調べることにより、その有用性を検討したので報告する。

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