系統解析統合環境(MidFielder)の開発‐ATP/EMTPを用いた保護リレー簡易解析機能‐

カテゴリ: 部門大会

論文No: 229

グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/12

タイトル(英語): Development of Integrated Power System Analysis Package MidFielder
– simple model for simulation of protection relay by ATP/EMTP -

著者名: 宍戸 孝(テプコシステムズ),小林 亜希(テプコシステムズ),大倉 博(テプコシステムズ),小松 貴彦(テプコシステムズ),小柳 薫(テプコシステムズ),多田 泰之(東京電力),田辺 隆也(東京電力)

著者名(英語): Takashi Shishido(TEPCO SYSTEMS CORPORATION),Aki Kobayashi(TEPCO SYSTEMS CORPORATION),Hiroshi Ohkura(TEPCO SYSTEMS CORPORATION),Takahiko Komatsu(TEPCO SYSTEMS CORPORATION),Kaoru Koyanagi(TEPCO SYSTEMS CORPORATION),Yasuyuki Tada(TOKYO ELECTRIC POWER COMPANY),Ryuya Tanabe(TOKYO ELECTRIC POWER COMPANY)

キーワード: EMTP|電力系統解析|ATP/EMTPデータ変換機能|保護リレー|デジタルリレー|EMTP|Power System Analysis|PreATP|Protection Relay|Digital Relay

要約(日本語): 　本論文では筆者らが開発を進めているPCによる系統解析統合環境(MidFielder)に保護リレー簡易解析機能を追加したので報告する。保護リレー簡易解析機能とは，デジタルリレーで用いられる実効値変換ロジックをATP/EMTPの計算結果(瞬時電圧・電流)に適用し，保護リレーが検出する実効値電圧・電流，並びに故障点までのインピーダンスを計算する機能である。本機能はMidFielderの1機能として実装してあり，ATPデータの作成，ATPの実行，電圧・電流・インピーダンス計算の一連の流れを実行できるように設計してある。本機能を利用することで，より現実に則した系統データでの保護リレーの設計・整定が簡単に行えるようになることを報告する。

PDFファイルサイズ: 1,358 Kバイト