低温乾燥時のがいし表面漏洩電流に及ぼす撥水性／親水性の影響

カテゴリ: 部門大会

論文No: 250

グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/12

タイトル(英語): The effect of hydrophobicity/hydrophilicity on an insulator surface leakage current under dry and cold weather condition.

著者名: 酒井 康裕(愛知工業大学),村瀬 洋(愛知工業大学),依田 正之(愛知工業大学),澤 五郎(愛知工業大学)

著者名(英語): Yasuhiro Sakai(Aichi Institute of Technology),Hiroshi Murase(Aichi Institute of Technology),Masayuki Yoda(Aichi Institute of Technology),Gorou Sawa(Aichi Institute of Technology)

要約(日本語): 　著者の一人は以前に、商用周波送電線の直流残留電荷の減衰状況を調査したことがある。両端を遮断器により切り離された送電線には、商用周波電圧の波高値に相当する直流電荷が残留し、ある時間を持って減衰する。この減衰時間には大きなばらつきが現れ、同時に測定した気温や相対湿度といった気象条件とは関連付けられていない。
　このばらつきの原因を調査すべく、これまで様々な項目について検討してきた。今回は、固体絶縁物表面に流れる漏洩電流と相対湿度との関係性を調査するとともに、今まで検討されていなかったがいし表面の親水性と撥水性との比較を行った。本稿では、この結果について報告する。

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