配電損失とバンク効率に対するパレート最適解を用いた配電ネットワーク構成の多目的最適化
配電損失とバンク効率に対するパレート最適解を用いた配電ネットワーク構成の多目的最適化
カテゴリ: 部門大会
論文No: 321
グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2007/09/12
タイトル(英語): Multiobjective Optimization Method to Determine Distribution System Configuration Using Pareto Optimal Solution for Distribution Loss and Bank Efficiency
著者名: 西川 裕士(福井大学),林 泰弘(福井大学),松木 純也(福井大学),高野 浩貴(岐阜工業高等専門学校)
著者名(英語): Yuji Nishikawa(University of Fukui),Yasuhiro Hayashi(University of Fukui),Jyunya Matuki(University of Fukui),Hirotaka Takano(Gifu National Callege of Technology)
キーワード: 配電ネットワーク|配電損失|バンク効率|パレート最適解|Distribution System|Distribution Loss|Bank Efficiency|Pareto Optimal Solution
要約(日本語): 配電ネットワークには開閉器が設置されている。この開閉器のオンオフの組み合わせにより潮流が変化し,配電損失のみならずバンク負荷率も変化する。このバンク負荷率は,バンク効率の変動に影響を与え,バンク効率向上はバンク損失の低減,設備の有効利用につながる。したがって,バンクは高効率で運転されることが望ましく,配電ネットワーク構成を決定する際には,これらの配電損失やバンク効率を考慮したうえで決定されることが必要になる。
そこで本稿ではパレート最適解を用いた配電ネットワーク構成の多目的最適化手法を提案する。提案手法ではまず配電損失面で優れた構成を複数個抽出し,抽出した構成全てのバンク効率を算出し,配電損失率とバンク効率を評価項目とするパレート最適解を決定する。
PDFファイルサイズ: 2,070 Kバイト
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