モーリレー動作特性を考慮したATC 計算の提案

カテゴリ: 部門大会

論文No: 358

グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/12

タイトル(英語): A proposal of a computation method considering mho relay characteristics for ATC with thermal and voltage magnitude limits

著者名: 末成 展康(広島大学)

著者名(英語): Hiroyasu Suenari(Hiroshima University)

キーワード: モーリレー|mho relay

要約(日本語): 電力の自由化に伴い、電力市場への新規参入が可能になった現在、電力の安定供給などによる顧客からの信頼がより重要になっている。さて、電力系統では保護継電器などの系統保護設備が設置され、系統を保護している。
主に後備保護として用いられるモー継電器は広い範囲を保護する設計のため、電力潮流配分や故障や保護領域以外の開閉操作により起こる現象に対して敏感である。そのため重負荷の電力系統においては、モー継電器の見かけインピーダンスの保護領域での低下や、故障の波及により故障していない線路がトリップするといったことが起こりうる。
本研究ではATC算出に対しモー継電器動作特性を考慮し、二次的事故が発生しない範囲でATCを算出する方法を提案する。

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