風力発電の出力安定化のための蓄電池制御方式（その11）バンク数制御の実証試験結果の分析

カテゴリ: 部門大会

論文No: 386

グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/12

タイトル(英語): New Control Method of Battery Storage System for Stabilizing Wind Farm Output (Part 11)

著者名: 輿水 源太郎(電源開発),内田 恵久(電源開発),七原 俊也(電力中央研究所),由本 勝久(電力中央研究所)

著者名(英語): Gentarou Koshimizu|Yoshihisa Uchisa|Toshiya Nanahara|Katsuhisa Yoshimoto

キーワード: 風力発電|出力平滑化|バンク数制御|損失低減|実証試験結果の分析|wind power generation|smoothing out output fluctuation|bank control|reducing loss|analysis of field tests data

要約(日本語): 風力発電は出力変動が著しいため，連系した電力系統に悪影響を及ぼすことも懸念されている。蓄電池システムを併設すればこの出力変動を平滑化することが可能となる。運転中の損失（補機類を含む）を抑制ために，4つのバンクに分割した蓄電池を，ウインドファーム発電機出力の合計値に応じて起動停止する「蓄電池バンク数制御」を採用している。またソフトスタート機能等の導入によりバンク数制御実施の際の平滑化性能の向上を図っている。本報告では、蓄電池併設によるウィンドファーム出力の平滑化の実証試験設備で得られたデータの分析により、同制御が有効であることを実証する。

PDFファイルサイズ: 1,491 Kバイト