風力発電の出力安定化のための蓄電池制御方式(その12)時定数可変制御の実証試験結果の分析
風力発電の出力安定化のための蓄電池制御方式(その12)時定数可変制御の実証試験結果の分析
カテゴリ: 部門大会
論文No: 387
グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2007/09/12
タイトル(英語): New Control Method of Battery Storage System for Stabilizing Wind Farm Output (Part 12)
著者名: 由本 勝久(電力中央研究所),七原 俊也(電力中央研究所),徳永 勝(電源開発)
著者名(英語): Katsuhisa Yoshimoto(Central Research Institute of Electric Power Industry),Toshiya Nanahara(Central Research Institute of Electric Power Industry),Masaru Tokunaga(Electric Power Development Co.,Ltd.)
キーワード: 風力発電|出力平滑化|時定数可変制御|蓄電池|実証試験結果の分析|wind power generation|smoothing out output fluctuation|time constant shift control|battery energy storage|analysis of data on demonstration tests
要約(日本語): 蓄電池システムを併設することで変動の著しい風力発電の出力変動を平滑化することが可能となる。しかし、蓄電池システムのkW容量を越える蓄電池の出力要求があった場合、平滑化後の出力にスパイク状の変動が重畳し、短周期側の平滑化性能が劣化するおそれがある。また、長い平滑化時定数の下で大きな出力変動を吸収しようとすると、充電レベルも大きく変動する。著者らはウィンドファームに蓄電池を併設し、その出力安定化のための技術開発を行っているが、上述の問題意識のもと、「時定数可変制御」を提案した。本報告では、蓄電池併設によるウィンドファーム出力の平滑化の実証試験設備で得られたデータの分析により、同制御が有効であることを実証する。
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