位相誤差補正による風力発電出力予測の精度向上

カテゴリ: 部門大会

論文No: 388

グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/12

タイトル(英語): Improving Accuracy of Wind Power Forecasting by a Phase-error Correction

著者名: 榎本 重朗(東北電力),松本 光裕(東北電力),青木 功(伊藤忠テクノソリューションズ),早崎 宣之(伊藤忠テクノソリューションズ),谷川 亮一(伊藤忠テクノソリューションズ)

著者名(英語): Shigero Enomoto(Tohoku Electric Power Co.,Inc.),Mitsuhiro Matsumoto(Tohoku Electric Power Co.,Inc.),Isao Aoki(ITOCHU Techno-Solutions Corporation),Nobuyuki Hayasaki(ITOCHU Techno-Solutions Corporation),Ryoichi Tanikawa(ITOCHU Techno-Solutions Corporation)

キーワード: 風力発電出力予測|位相誤差|気象モデル気象モデル|Wind Power Forecasting|Phase-error|Meteorological model

要約(日本語): 著者らは，気象モデルと統計モデルを組み合わせた手法を用い，東北電力の制御エリア内のウィンドファームの発電出力予測を実施している。気象モデルは，低気圧の進行速度を早く(もしくは遅く)予測することがあるため，発電出力の急激な立ち上がりの時間的なずれ(位相誤差)が発生する場合がある。今回，予測発表時点ですでに過去となっている時間帯の予測値と実測値から位相誤差を検出し，予測値を時間方向に補正することにより予測精度を向上させる手法を開発した。合計設備容量331MWのウィンドファーム合計出力の予測について，位相誤差補正を実施し精度を検証した結果について報告する。

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