蓄電池併設ウィンドファームにおける蓄電池出力の統計的性質‐6つのウィンドファームに対する検討‐

カテゴリ: 部門大会

論文No: 391

グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/12

タイトル(英語): Stastical Analysis on BESS Output in a Wind Farm with BESS;
Analysis of Actual Data in Six Wind Farms

著者名: 七原 俊也(電力中央研究所),由本 勝久(電力中央研究所),沼田 徹夫(電源開発)

著者名(英語): Toshiya Nanahara(Central Research Institute of Electric Power Industry),Katsuhisa Yoshimoto(Central Research Institute of Electric Power Industry),Tetsuo Numata(Electric Power Development Co.,Ltd.)

キーワード: 風力発電|蓄電システム|出力安定化|統計解析|スペクトル解析ウィンドファーム|Wind Power Generation|Battery Energy Storage System|Output Stabilization|Statistical Analysis|Spectral AnalysisWind Farm

要約(日本語): 電力系統への影響を緩和するため、ウィンドファーム（WF）に蓄電池システム（BESS）を設置し、WF出力の変動を吸収する方式が注目されている。本報告では、BESSで周期数十分程度までの出力変動を吸収する場合を対象とし、6つのWFの実測出力データをもとにBESS出力を推定し、その統計的性質について検討する。具体的には、季節別、WF別にBESS出力の標準偏差とパワースペクトルを推定し比較検討を行う。その結果、概して冬季にBESS出力が大きくなること、冬季に日本海側のWFで周期数千秒の変動成分が顕著となるなどWFによって出力変動特性に違いの見られること等が明らかとなった。

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