新型風力用発電装置の開発

カテゴリ: 部門大会

論文No: 392

グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/12

タイトル(英語): A Development of the New Type Generating Unit for Wind Turbine Generator System

著者名: 塩田剛 (東洋電機製造),井坂 勉(東洋電機製造),関 和市(東海大学)

著者名(英語): Takashi Siota(Toyo Denki Seizo),Tsutomu Isaka(Toyo Denki Seizo),Kazuichi Seki(Tokai University)

キーワード: 垂直軸|埋め込み磁石構造|制御回路レス|風力発電|Vertical axis|Interior Permanent Magnet|Control circuit less|Wind power generator

要約(日本語): 近年，風力発電は，地球温暖化阻止を担う自然エネルギーとして，急速な拡がりを見せている。特に従来から問題となっている風車と発電機の整合性に関して，コスト及び年間発電量の面で，最適化されたシステムは確立されていないのが現状である。このため本研究では新規に研究開発した発電装置（以下，CCレス方式発電装置と称する。）は，制御回路及びPWM変換器を用いず，風車出力に最適化された新型永久磁石型多極同期発電機，リアクトル及び整流器の組合せ装置である。CCレス方式発電装置に用いる発電機の整流負荷時の出力特性向上研究に取り組んだ。その研究成果に基づいた永久磁石型発電機を試作し，リアクトル及び整流器と組合わせて2kW風力発電システム用CCレス方式発電装置を製作した。本論文では，その良好な電気特性について報告する。

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