生分解性を有するエステル系電気絶縁油の諸特性(1)

カテゴリ: 部門大会

論文No: 289

グループ名: 【B】平成20年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2008/09/24

タイトル(英語): Properties of Biodegradable Ester Insulating Oil (1)

著者名: 伊藤岳史 (ジャパンエナジー),森島 欣之(ジャパンエナジー)

著者名(英語): Takashi Ito(Japan Energy Corporation),Yoshiyuki Morishima(Japan Energy Corporation)

キーワード: 絶縁油|生分解性|エステル|高引火点|エコマーク|Insulating Oil|Biodegradability|Ester|High Flash Point|Eco Mark

要約(日本語): 環境保護に対する世界的な関心の高まりを受けて、環境適合性に着目した生分解性電気絶縁油を開発した。基油にはポリオールエステルを採用することで、高生分解性と低流動点の両立を可能とした。また、引火点も250℃以上であることから非危険物として扱うことができる。その他、急性毒性試験もクリアしており、エコマークの認定を取得することができた。生分解性電気絶縁油は鉱油に比べて格段に飽和水分量が高いことから、多少の水分を吸湿しても、絶縁破壊電圧値の低下を抑制することができる。変圧器内部材料との共存加速劣化試験において、劣化

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