開閉装置中の導体接続不良に起因する複数変圧器の騒音増大現象

カテゴリ: 部門大会

論文No: 299

グループ名: 【B】平成20年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2008/09/24

タイトル(英語): Noise Increasing Phenomenon on Transformers Caused by Bad Connection in Switchgear

著者名: 玉腰 康裕(中部電力),吉田 昌展(中部電力),藤原 康彦(中部電力),植田 俊明(中部電力)

著者名(英語): Yasuhiro Tamakoshi(Chubu Electric Power),Masanobu Yoshida(Chubu Electric Power),Yasuhiko Fujiwara(Chubu Electric Power),Toshiaki Ueda(Chubu Electric Power)

キーワード: 変圧器騒音|直流偏磁|接続不良接続不良|Transformer Noise|DC-Magnetization|Bad Connection

要約(日本語): 実系統での不具合事例として、GISにおける導体1相の締付不足・接続不良により、直近の変圧器と同一系統で約2km離れた地点の別の変圧器において騒音が著しく増大する現象が発生した。騒音波形の周波数分析結果によると、変圧器が直流偏磁して騒音が増大した可能性が高いと考えられる。具体的には、接続不良により電流・電圧に極微少な脈動が継続的に発生しその影響で変圧器が直流偏磁を起こしたと推定する。また、2台の変圧器は巻線の結線方式により循環回路が成立する関係にあることから、1台が直流偏磁した結果、他方に影響が及んだと考え

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