大型CIC導体内に発生する結合損失の形状特性に関する考察

カテゴリ: 部門大会

論文No: P43

グループ名: 【B】平成20年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2008/09/24

タイトル(英語): Comparison of Coupling Losses in CICCs with Various Cross Sections

著者名: 柴田 健志(東北大学),奈良 雄樹(東北大学),大村惇 (東北大学),谷貝 剛(東北大学),津田 理(東北大学),濱島 高太郎(東北大学),布谷 嘉彦(日本原子力研究開発機構),奥野 清(日本原子力研究開発機構),高畑 一也(核融合科学研究所)

著者名(英語): Yasuyuki Shibata(Tohoku University),Yuki Nara(Tohoku University),Jun Omura(Tohoku University),Tsuyoshi Yagai(Tohoku University),Makoto Tsuda(Tohoku University),Takatarou Hamajima(Tohoku University),Yoshihiko Nunoya(Japan Atomic Energy Agency),Kiyoshi Okuno(Japan Atomic Energy Agency),Kazuya Takahata(NIFS)

キーワード: ケーブルインコンジット|結合損失|ITERITER|Cable in Couduit|Coupling Loss|ITER

要約(日本語): 近年，国際熱核融合実験炉(ITER)用モデル・コイルにおいて採用されているケーブル・イン・コンジット(CIC)導体を用いた実験において，交流損失が増大する現象が確認された。本研究では，交流損失の発生要因の一つである結合損失をその原因と考え，CIC導体の内部軌跡を実測によって求め，それを元に結合損失を評価した。その結果，CIC内部の素線同士が形成するループの中に外部磁界との鎖交面積が大きいものが存在し，これによって結合損失が大きく増大することが分かった。また，これらの巨大なループは素線を格納するコンジットの

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