電力システムの動的負荷を考慮したP-VおよびQ-V曲線による電圧安定度解析 [1]

カテゴリ: 部門大会

論文No: 181

グループ名: 【B】平成21年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2009/08/18

タイトル(英語): Voltage Stability Analysis for Bulk Power System by P-V and Q-V Curves Considering Dynamic Load [1]

著者名: 川本 俊治(大阪府立大学),森井 聡(大阪府立大学),鎖連 (大阪府立大学),石井 達也(大阪府立大学)

著者名(英語): Shunji Kawamoto(Osaka Prefecture University),Satoshi Morii(Osaka Prefecture University),Lian Suo(Osaka Prefecture University),Tatsuya Ishii(Osaka Prefecture University)

キーワード: 電力システム|等価分散システム|動的負荷|電圧安定度|P-V曲線Q-V曲線|Power System|Equivalent Decentralized System|Dynamic Load|Voltage Stability|P-V CurveQ-V Curve

要約(日本語): 首都圏での広域停電（1987年7月23日）は、急峻な電力需要に伴う無効電力が急増し、その供給に追従できなかったことによるものと推定されている。　本稿では、まず電力システムのある負荷母線から上位系統を眺めると、1機1負荷システムに等価な分散システムへ近似なしに書き直せることを示す。次に、負荷母線での実測データ（日本）に基づいて、動的負荷を考慮したP-VおよびQ-V曲線を導出することにより、その交点（運転点）の時間変化が有効電力よりむしろ無効電力に対して高い感度を示すことについて、検討した結果を報告する。

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