波力発電の連系による配電ネットワークの電圧変動とその対策

カテゴリ: 部門大会

グループ名: 【B】平成22年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2010/09/01

タイトル(英語): Fluctuation of Distribution Network Voltage by Wave Power Interconnection and Its Countermeasures

著者名: 佐久 岳彦(東北大学),斎藤浩海 (東北大学)

著者名(英語): takehiko sakyu(Tohoku University),hiroumi saito(Tohoku University)

キーワード: 配電系統|波力発電|電圧制御電圧制御|Distribution Network|Wave Power Interconnection|Voltage Control

要約(日本語): 波力発電は二酸化炭素排出量の少ない発電方法であり、今後、実用化され系統に連系されることが予想される。本稿ではまず、波力発電機の実証試験結果を参考にして、波高と発電機出力の関係を導出し、出力のモデル化を行った。その結果、出力変動が激しいことが明らかになった。次に、複数の波力発電機が防波堤に設置された場合を想定して、波力発電機群出力が配電系統に及ぼす影響として電圧変動について検討した。その結果、波力発電機群の出力変動により、電圧が大きく変動することを確認した。この電圧変動を抑制するために、SVCを導入して無効電力の制御を行ったところ、電圧変動を抑制することができた。

PDFファイルサイズ: 2,242 Kバイト