1/√N則によるアンサンブル平均日射変動の標準偏差算定に適した地理的範囲
1/√N則によるアンサンブル平均日射変動の標準偏差算定に適した地理的範囲
カテゴリ: 部門大会
論文No: 3
グループ名: 【B】平成23年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2011/08/30
タイトル(英語): Geographical Extent Feasible for Standard Deviation Calculation using 1/(root N) Rule regarding Ensemble Average Insolation Fluctuation
著者名: 加藤丈佳 (名古屋大学),井上 貴人(名古屋大学),本田 信行(中部電力),小相澤政和 (中部電力),西野 慎一(中部電力),鈴置 保雄(名古屋大学)
著者名(英語): Takeyoshi Kato(Nagoya University),Takato Inoue(Nagoya University),Nobuyuki Honda(Chubu Electric Power Co.,Inc.),Kazumasa Koaizawa(Chubu Electric Power Co.,Inc.),Shinichi Nishino(Chubu Electric Power Co.,Inc.),Yasuo Suzuoki(Nagoya University)
キーワード: 太陽光発電|日射変動|平滑化効果|標準偏差|中心極限定理|photovoltaic power generation|insolation fluctuation|smoothing effect|standard deviation|central limit theorem
要約(日本語): 中部地域平野部の27地点で観測された日射量データを用いて,対象範囲を変化させて1/√N則によって平均日射変動の標準偏差を算定し,これを観測地点アンサンブル平均日射変動の標準偏差と比較することで,1/√N則が適用可能な地理的範囲を検討した。その結果,半径20km程度の範囲であれば,1/√N則は概ね有効であることがわかった。ただし,幾何学的な位置だけでなく,雲の発生しやすさなどの天候の特徴を考慮して代表点を決定する必要があることが確認された。また,松本盆地主体の4地点のデータを用いて1/√N則適用の地域性について検討した結果,地点による気象条件の差が大きいことから,より狭い範囲にしか適用できないことがわかった。
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