直列パッファ消弧室の機械圧縮効果に関する実験的研究

カテゴリ: 部門大会

論文No: 45

グループ名: 【B】平成23年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2011/08/30

タイトル(英語): Experimental Study on Effect of the Mechanical Room in Tandem-puffer Chamber

著者名: 宇田川 恵佑(東芝),新海 健(東芝),鈴木 克巳(東芝)

著者名(英語): Keisuke Udagawa(Toshiba corporation),Takeshi Shinkai(Toshiba corporation),Katsumi Suzuki(Toshiba corporation)

キーワード: 自力消弧方式|直列パッファ消弧方式|圧縮効果|端子短絡故障遮断|Self-blast|Tandem-puffer|Compression effect|Breaker terminal fault interruption

要約(日本語): 直列パッファ消弧方式は、アークエネルギーによる昇圧を行う自力室と、機械的圧縮作用による昇圧を行う圧縮室を直列に連ね構成される。直列パッファ方式の機械的圧縮作用は従来のパッファ形消弧室に比べごく弱く、主として中小電流遮断性能向上のために補助的に使われる。このような直列パッファ消弧室において、中電流遮断時の昇圧プロセスや吹付けプロセスにおいて圧縮室が与える効果について検討するため、直列パッファ消弧室と圧縮室を取り除いた完全自力消弧室の2種類の消弧室モデルを用いて中電流遮断時の自力室および圧縮室、アーク近傍の圧力測定を実施した。さらに自力室と圧縮室間の流路を制御するチェックバルブの挙動測定を試みた。これらの測定を通じ、機械的圧縮効果について詳細検討を行った。

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