電力需要の増減要求への対応を可能とする多数台EVのリアルタイム充電制御方式の提案

カテゴリ: 部門大会

論文No: 138

グループ名: 【B】平成23年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2011/08/30

タイトル(英語): A Multiple-EV, Real-time Electricity-Charge-Control System to Respond to Power Supply-Demand Balancing

著者名: 矢野 仁之(日本電気),工藤耕治 (日本電気),井口 浩人(日本電気),池上 貴志(東京大学),片岡 和人(東京大学),荻本 和彦(東京大学)

著者名(英語): Hitoshi Yano(NEC Corporation),Koji Kudo(NEC Corporation),Hiroto Iguchi(NEC Corporation),Takashi Ikegami(The University of Tokyo),Kazuto Kataoka(The University of Tokyo),Kazuhiko Ogimoto(The University of Tokyo)

キーワード: 電気自動車|充電制御|Grid to Vehicle(G2V)|Vehicle to Grid(V2G)|電力系統蓄電池|Electric Vehicle|charging control|Grid to Vehicle|Vehicle to Grid|power systemstorage battery

要約(日本語): EVの普及により多数台の充電は、電力システムの需給に大きなにおいて影響をもつ大きさになる。従って、多数台EVの充電の時々刻々の総電力を制御することによって、電力システムへの負の影響を緩和するだけではなく、需給の改善などの付加価値を与えつとともにかつEVユーザーへインセンティブを提供することができると考えられる。この実現のためには、需要家機器としてのEVはその利用パターンが多様かつ不確実であり、充電需要が各時刻にどれだけ発生するか、何台接続されるかが変化するため、それらを考慮した充電制御の仕組みが必要となる。本論文は前日の電力システム、自動車の運用の予測により多数台EVの総充電量目標曲線を作成し、当日は一台一台のEVの充電をリアルタイムに制御する方法を提案する。

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