高調波フィルタを用いた配電系統内PV出力推定

カテゴリ: 部門大会

論文No: 141

グループ名: 【B】平成23年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2011/08/30

タイトル(英語): Estimate Output of Distribution Systems Photovoltaic Using Harmonic Filter

著者名: 鎖 連(大阪府立大学　),伊藤 大輔(大阪府立大学　),高山 聡志(大阪府立大学　),石亀 篤司(大阪府立大学　),北川 正博(日新電機　　),片山 幸作(日新電機　　),中谷 英之(日新電機　　),竹内 雅靖(日新電機　　)

著者名(英語): Lian Suo(Osaka Prefecture University),Itoito Daisuke(Osaka Prefecture University),Takayama Satoshi(Osaka Prefecture University),Ishigame Atsushi(Osaka Prefecture University),Kitagawa Masahiro(Nissin Electric Co.,Ltd.),Katayama Kousaku(Nissin Electric Co.,Ltd.),Nakatani Hideyuki(Nissin Electric Co.,Ltd.),Takeuchi Masayasu(Nissin Electric Co.,Ltd.)

キーワード: 高調波　|太陽光発電　|推定推定|Harmonic|Photovoltaic|Estimate

要約(日本語): 近年，地球温暖化やエネルギー枯渇問題の対策として太陽光や風力などの再生可能エネルギーを利用した分散型電源の開発，導入が進んでおり，特に，太陽光発電 (PV) の一般家庭への大量導入が今後想定される。このため，安定した電力を供給するためには，PVの発電量を正確に把握する必要がある。現在スマートメーターの導入によるPV出力の計測等が考えられているが，設備投資などコスト面を考慮すると最小限の設備を用いて出力を把握することが望ましい。一方，高調波は常時電力システムに存在しており，近年，パワーエレクトロニクス技術の急速な進歩により，電力系統の電圧ひずみが増大し，様々な障害を起こしている。これを受け平成６年度より「高圧又は特別高圧で受電する需要家の高調波抑制対策ガイドライン」が設定されている。　本研究では高調波計測器と高調波フィルタを用いて，PVが導入されている配電系統の高調波を測定し，系統内の負荷推定に基づきPV出力を推定する手法を開発したので，その結果を報告する。

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