配電系統内PV出力推定のための力率情報を用いた独立成分分析手法

カテゴリ: 部門大会

論文No: 142

グループ名: 【B】平成23年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2011/08/30

タイトル(英語): An Independent Component Analysis Method for PV Power Output Estimation in Distribution Systems using Heuristic Knowledge on PV Power Factor

著者名: 安永 章人(北海道大学),原 亮一(北海道大学),北 裕幸(北海道大学)

著者名(英語): Akihito Yasunaga(Hokkaido University),Ryoichi Hara(Hokkaido University),Hiroyuki Kita(Hokkaido University)

キーワード: 配電系統|太陽光発電|独立成分分析|力率|Distribution System|Photovoltaic Generation System|Independent Component Analysis|Power Factor

要約(日本語): 温暖化対策として系統内に太陽光発電の導入が進んでいるが，これに伴い系統運用者が需要家の消費電力を把握できない状態が生じている。現在，停電が発生した場合，太陽光発電を系統から解列した状態で復旧するので，事故復旧時の負荷量は事故前に観測されていた正味の負荷量と異なることになる。このため，一時的な過負荷が発生し，今後太陽光発電の導入が増えた場合には適切に復旧をできなくなる可能性がある。このような背景から，著者らは独立成分分析を用いた太陽光発電出力と負荷量の分離手法の提案を行ってきた。本稿では，太陽光発電の力率情報を用いた独立成分分析手法の提案を行い，その有効性を確認する。

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