短時間先風速予測データを用いた風車慣性とピッチ角の協調制御によるPMSG風力発電システムの出力電力平滑化

カテゴリ: 部門大会

論文No: 179

グループ名: 【B】平成23年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2011/08/30

タイトル(英語): Output Power Smoothing of PMSG-Based WECS by a Coordinated Control of Wind Turbine Inertia and Pitch Angle using Short-Term Ahead Prediction of Wind Speed

著者名: 泉 佑弥(琉球大学),安里 文吾(琉球大学),千住 智信(琉球大学),與那 篤史(琉球大学)

著者名(英語): Yuya Izumi(University of the Ryukyus),Bungo Asato(University of the Ryukyus),Tomonobu Senjyu(University of the Ryukyus),Atsushi Yona(University of the Ryukyus)

キーワード: 風力発電システム|出力電力平滑化|風車慣性|風速予測|ファジー推論|wind energy conversion system|power smoothing|wind turbine inertia|wind speed prediction|fuzzy logic

要約(日本語): PMSG 風力発電システムにおける風車慣性を用いた出力平滑化手法として，ファジー推論に基づく発電機トルク制御による出力電力平滑化手法を提案する。発電機側コンバータでは発電機トルク制御を行い，風速変動に対して発電機トルクを平滑化する。トルク指令値はファジー推論を用いて決定され，その入力は風車トルクと発電機トルクの差分，および短時間先風速予測データである。短時間先風速予測手法として，本論文では最小二乗法を用いており，風速状況を考慮してトルク指令値を決定することで，風速変動に対して速応性の良い発電機トルク制御が可能となる。また，風速が定格以上の高域に達する場合には，風車慣性の利用に加えピッチ角制御を行う。

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