変電所ディジタル監視制御システムに対するIEC 61850適用の基礎研究（その３）－開閉装置選択制御に対するIEC 61850 の適用可能性評価－

カテゴリ: 部門大会

論文No: 204

グループ名: 【B】平成23年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2011/08/30

タイトル(英語): A Study on Appplications of IEC 61850 to Substation SCADA Systems (Part 3) - An Evaluation of "Select Before Operate" defined in IEC 61850 -

著者名: 大谷 哲夫(電力中央研究所),塩山拓人 (電力中央研究所),佐藤 賢(東京電力),武智 正訓(東京電力),天雨 徹(中部電力),萩原 史聡(中部電力),牛尾 剛(関西電力),須羽 泰行(関西電力)

著者名(英語): Tetsuo Otani(CRIEPI),Takuto Shioyama(CRIEPI),Ken Satoh(Tokyo Electric Power Company),Masanori Takechi(Tokyo Electric Power Company),Toru Amau(Chubu Electric Power Company),Fumitoshi Hagiwara(Chubu Electric Power Company),Go Ushio(Kansai Electric Power Company),Yasuyuki Suwa(Kansai Electric Power Company)

キーワード: 変電所監視制御システム|国際規格|IEC 61850|選択制御|通信|Substation Automation System|International Standards|IEC 61850|Select Before Operate|Communications

要約(日本語): 変電所の開閉装置に対する制御は，機器を選択した後に制御を行う選択制御が採用されている。国内では，独自の方法が採用されている一方， IEC 61850では，標準の方法が規定されている。そこで，現行機能の実現可否の観点から，IEC 61850の選択制御方法を評価した。その結果，今回評価した項目数12に対し，IEC 61850の選択制御にて規定されているものが7件，IEC 61850の範囲内で追加仕様を定めることにより実現できるものが5件であることが分かった。以上より，選択制御に関して，IEC 61850を導入できる可能性が高いことが明らかとなった。

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