送電線保護リレーとの動作協調を考慮した続流遮断型アークホーンの導入方法
送電線保護リレーとの動作協調を考慮した続流遮断型アークホーンの導入方法
カテゴリ: 部門大会
論文No: 205
グループ名: 【B】平成23年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2011/08/30
タイトル(英語): Installation Strategy of Arcing Horns Interrupting Fault Current Considering Operation Coordination with Line Protection Relays
著者名: 大高聡也 (電力中央研究所),亀田 秀之(電力中央研究所)
著者名(英語): Toshiya Ohtaka(Central Research Institute of Electric Power Industry),Hideyuki Kameda(Central Research Institute of Electric Power Industry)
キーワード: 続流遮断型アークホーン|送電線保護リレー|EMTP|電力系統|雷短絡故障|Arcing Horns Interrupting Fault Current|Line Protection Relays|EMTP|Power System|LightningShort-circuit Fault
要約(日本語): 続流遮断型アークホーン(以降AH)は,故障電流を交流1サイクル以内に遮断して停電や瞬時電圧低下を低減する雷害対策装置である。本来の動作・機能を考えると,AHにより故障電流を遮断すれば,遮断器を開放して送電線を遮断する必要はない。しかし,AHにより故障電流を遮断しても,保護リレーが故障を検出して送電線を遮断する事例が一部で確認されている。そこで本稿では,このような重複遮断を回避してAHと保護リレーの協調を図る観点から,AHの効果的な導入方法を提案する。EMTPシミュレーションから,距離リレーまたは回線選択リレーで保護される系統にAHを導入することや,鉄塔の三相全てにAHを取り付けることが有効であること等を示した。
PDFファイルサイズ: 2,347 Kバイト
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