油/プレスボード複合絶縁におけるインパルス部分放電の油隙長依存性

カテゴリ: 部門大会

論文No: 233

グループ名: 【B】平成23年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2011/08/30

タイトル(英語): Oil gap dependence of impulse partial discharges on the oil / pressboard composite insulation system

著者名: 海永壮一朗 (三菱電機),石倉 隆彦(三菱電機),釣本 崇夫(三菱電機),武藤 浩隆(三菱電機),細川 登(三菱電機)

著者名(英語): Soichiro Kainaga(Mitsubishi Electric Corporation),Takahiko Ishikura(Mitsubishi Electric Corporation),Takao Tsurimoto(Mitsubishi Electric Corporation),Hirotaka Muto(Mitsubishi Electric Corporation),Noboru Hosokawa(Mitsubishi Electric Corporation)

キーワード: 部分放電|変圧器|絶縁油|プレスボード|雷インパルス油隙|partial discharge|transformer|insulating oil|pressboard|lightning impulseoil gap

要約(日本語): 電力用油入変圧器の絶縁はブレスボード(PB)と絶縁油の複合絶縁系であり、さらなる機器の小型化を推進するには、放電起点となりうる弱点部位の明確化が重要である。今回、2枚のPB板に挟まれた油隙中にPB製のスペーサ絶縁物を配置した油/PB複合絶縁電極系を用い、インパルス部分放電開始電圧と部分放電発生位置の油隙長依存性を調べた。その結果、放電開始電圧は油隙長の0.33乗に反比例して低下すること、油隙の拡大に伴って放電起点はスペーサ絶縁物沿面から油隙に移行することが明らかになった。

PDFファイルサイズ: 7,447 Kバイト