AitkenのΔ2法を用いた高圧配電系統での励磁突流現象の特定法 (その2)

カテゴリ: 部門大会

論文No: 241

グループ名: 【B】平成23年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2011/08/30

タイトル：AitkenのΔ²法を用いた高圧配電系統での励磁突流現象の特定法 (その2)

タイトル(英語): An Identification Method of Magnetizing Inrush Current Phenomena in Distribution System using with Aitken's Delta;²-process (Part2)

著者名: 重野 翔(室蘭工業大学),前田 竜彦(室蘭工業大学),内藤 督(室蘭工業大学),遠山 篤(室蘭工業大学),太田 文彦(東京電力)

著者名(英語): Sho Shigeno(Muroran Institute of Technology),Tatsuhiko Maeda(Muroran Institute of Technology),Tadashi Naitoh(Muroran Institute of Technology),Atsushi Toyama(Muroran Institute of Technology),Fumihiko Ohta(Tokyo Electric Power Company)

キーワード: Aitkenの<I>Δ</I>²法|励磁突流現象|瞬時電圧低下|高圧配電系統|電力品質|Aitken's <I>&Delta;</I>²-process|magnetizing inrush current|voltage dip|distribution system|power quality

要約(日本語): 電力品質の重要な1項目である瞬時電圧低下の原因の１つに，変圧器連系時の励磁突流があるので，その簡潔かつ適用性の高い特定方法が望まれている。そこで、励磁突流の開始/終了時(Ts/Te)の磁束値が等しいことを特定条件とする方法を導入した。次いで，Ts,Teでの電流変動が，等比収束過程に類似なことに着目し，これを先験的に考慮するため、AitkenのΔ2法の応用を行い高精度な推定を可能にした。ただし、AitkenのΔ2法ではTe近傍において複数の候補点が存在するので、今回はこの複数候補の自動選択について報告する。

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