アナログ信号処理を用いた部分放電位置標定装置の性能評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 251

グループ名: 【B】平成23年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2011/08/30

タイトル(英語): Efficiency Evaluation of Partial Discharge Locator Using Analogue Signal Processing

著者名: 熊澤 孝夫(中部電力),岡 富士男(三井造船)

著者名(英語): Takao Kumazawa(Chubu Electric Power),Fujio Oka(Mitsui Engineering & Shipbuilding)

キーワード: 微小放電|火花放電|部分放電|電磁パルス|アナログ信号処理到来方向推定|micro discharge|spark discharge|partial discharge|electromagnetic pulse|analogue signal processingDOA estimation

要約(日本語): 配電線の耐張２個連碍子の接触不良や絶縁電線のトラッキング劣化等で発生する微小放電（火花放電や部分放電）は、テレビ・ラジオの受信障害や地絡事故の原因になることがある。著者らは、こうした微小放電に伴って放射される電磁パルスの到来方向をアナログ信号処理により高精度で推定する可搬型の部分放電位置標定装置（プロトタイプ）を試作し、実配電線や自家用受電設備で発生する微小放電を標定することによりその適用性を評価してきた。今回、実フィールドにて収集したアナログ信号処理部の出力波形の分析を行い、信号処理方法やトリガー動作条件等の妥当性を検証した結果、実用上特に問題はなく十分な標定精度が得られることがわかった。

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