中間層免震ビルの雷サージ特性に関わる検討
中間層免震ビルの雷サージ特性に関わる検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 253
グループ名: 【B】平成23年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2011/08/30
タイトル(英語): A Study of Lightning Surge Characteristic of an Interlayer Seismic Isolated Building
著者名: 長井 裕(同志社大学),宇野 博輝(同志社大学),奥村 和弘(同志社大学),長岡 直人(同志社大学),馬場 吉弘(同志社大学),雨谷 昭弘(同志社大学)
著者名(英語): Yutaka Nagai(Doshisha University),Hiroki Uno(Doshisha University),Kazuhiro Okumura(Doshisha University),Naoto Nagaoka(Doshisha University),Yoshihiro Baba(Doshisha University),Akihiro Ametani(Doshisha University)
キーワード: 雷サージ|中間層免震ビル|ビル構造体|接地線|FDTD法|Lightning surge|Interlayer seismic isolated building|Building structure|Grounding wire|FDTD method
要約(日本語): 近年免震ゴムによる耐震構造を採用したビルが建築されているが,この免震層により構造体が電気的に絶縁されるためこれを短絡する必要がある。このリード線インピーダンスが雷サージに及ぼす影響に関してはいくつかの報告があるが,中間層に免震を施した場合の特性については全く検討されていない。本稿ではビル縮小モデルを用いて構造体と電気設備の接地線間電位差を実測及び解析し,免震層部分に接続された短絡リード線の雷サージに及ぼす影響について検討を加えた。免震ビル雷撃時の構造体・接地線間電位差は,免震層より上層階において大となる結果となり,電圧低減策として免震ゴムの短絡リード線インダクタンスの抑制法を示した。
PDFファイルサイズ: 2,038 Kバイト
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