N2あるいはO2混合Ar熱プラズマ照射時におけるナイロン系ポリマー材料溶発とスポレーション粒子飛翔の観測

カテゴリ: 部門大会

論文No: 291

グループ名: 【B】平成23年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2011/08/30

タイトル：N₂あるいはO₂混合Ar熱プラズマ照射時におけるナイロン系ポリマー材料溶発とスポレーション粒子飛翔の観測

タイトル(英語): Dynamics of Ablated Vapor and Spallation Particles Ejected from Polyamide Materials Irradiated by Ar+N₂ or Ar+O₂ Induction Thermal Plasma

著者名: 新清 直樹(金沢大学),田中 康則(金沢大学),上杉 喜彦(金沢大学),和田 純一(東京電力),岡部 成光(東京電力)

著者名(英語): Naoki Shinsei(Kanazawa University),yasunori Tanaka(Kanazawa University),Yoshihiko Uesugi(Kanazawa University),Jyunichi Wada(Tokyo Electric Power Company),Shigemitsu Okabe(Tokyo Electric Power Company)

キーワード: 誘導熱プラズマ|ナイロン系ポリマー材料|スポレーション|Ar+N₂|Ar+O₂溶発|induction thermal plasma|Polyamide Materials|splallation|Ar+N₂|Ar+O₂ablation

要約(日本語): 電力用遮断器のノズル材料や，配線用遮断器の筐体には，ポリマー材料が用いられている。電流遮断時にアークが発生し，それがポリマー材料と接触すると溶発を引き起こす。筆者らはこれまでに，Ar誘導熱プラズマをナイロン系材料のポリマーに照射した時，ポリマー表面からポリマー蒸気だけでなく，スポレーション粒子が放出されているのを確認している。本報では，N2，O2からの影響を個別に検討するために，Ar+N2およびAr+O2誘導熱プラズマ照射実験を行なった。まず高速度カラービデオカメラを用いて，溶発蒸気およびスポレーション粒子の挙動を観測した。さらに，ポリマーバルク材表面上の空間において，分光観測を行い，溶発蒸気の構成分子を考察した。

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