協同的トムソン散乱測定法を用いた異なる電極材料によるアーク放電の電子密度・電子温度計測

カテゴリ: 部門大会

論文No: 299

グループ名: 【B】平成23年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2011/08/30

タイトル(英語): Measurement of Electron Density and Electronic Temperature of Arc Plasmas with Different Electrode Material using Collective Thomson Scattering

著者名: 竹中 大悟(九州工業大学),匹田 政幸(九州工業大学),戸田 弘明(東芝),鈴木 克己(東芝),吉武 真弥(九州大学),富田 健太郎(九州大学),内野 喜一郎(九州大学)

著者名(英語): Daigo Takenaka(Kyusyu Institute of Technology),Masayuki Hikita(Kyusyu Institute of Technology),Hiroaki Toda(Toshiba),Katsumi Suzuki(Toshiba),Shinya Yoshitake(Kyusyu University),Kentaro Tomita(Kyusyu University),Kiichiro Uchino(Kyusyu University)

キーワード: 協同的トムソン散乱測定法|アーク放電|電子密度|電子温度|Collective Thomson Scattering|Arc Plasmas|Electron Density|Electronic Temperature

要約(日本語): 本研究では，ガス遮断器の性能向上や小型化のため，協同的トムソン散乱法を用いて電子密度neや電子温度Teを定量的に把握することで，消弧特性の解明を行っている。アーク放電のne・Teといった基礎パラメータの測定法を確立すれば，遮断器のアーク放電の消弧特性を定量的に把握できる可能性があり，遮断性能向上のための指針を得ることができる。今まで金属蒸気の影響が少ないと思われるタングステン電極を用いたアーク放電に対して測定を行い報告してきた。本稿では，金属蒸気によるアーク放電への影響を調査するため，気中において異なる電極材料のアーク放電について協同的トムソン散乱計測を行った結果を報告する。

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