400kV CVケーブルの海峡横断長尺管路布設

カテゴリ: 部門大会

論文No: 315

グループ名: 【B】平成23年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2011/08/30

タイトル(英語): Installation of 400kV XLPE Cable into Long HDD Pipe

著者名: 齊藤雄太 (ビスキャス),中村 良晴(ビスキャス)

著者名(英語): Yuta Saito(VISCAS),Yoshiharu Nakamura(VISCAS)

キーワード: 電力ケーブル|管路布設|HDD工法HDD工法|Power Cable|Installation into pipe|HDD method

要約(日本語): アラブ首長国連邦のアブダビで、アブダビ半島からサディヤット島に至る海峡横断を含む全長約13km×2回線の400kV CVケーブル線路の建設工事を行っている。ケーブル布設工事において、長さ約1kmの海峡横断部が難所であり、非開削工法であるHDD工法（誘導式水平ドリル工法）による管路布設方式を採用した。導体サイズ2500mm2のケーブルは、外径152mm・重量54kg/mと大サイズであり、布設時の張力を許容値以下とするためには、摩擦係数0.3以下を確保する事が要求された。この問題を解決するため、滑材の使用や、管路内注水による浮力を利用するなどして、布設張力の低減を図った。その結果、電力ケーブル6条および光ケーブル・平行地線の布設を無事完了することができた。

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