可変周波損失電流法による77kV経年CVケーブルの劣化診断
可変周波損失電流法による77kV経年CVケーブルの劣化診断
カテゴリ: 部門大会
論文No: 329
グループ名: 【B】平成23年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2011/08/30
タイトル(英語): Diagnosis of Aged 77kV XLPE cables using Frequency-Tuned AC Loss Current Measurement
著者名: 田中 幸香(関西電力),城 唯彦(関西電力),堂本 亮(ジェイ・パワーシステムズ),鈴木 弘(ジェイ・パワーシステムズ)
著者名(英語): Sachika Tanaka(Kansai Electric Power Co.),Tadahiko Shiro(Kansai Electric Power Co.),Akira Domoto(J-Power Systems),Hiroshi Suzuki(J-Power Systems)
キーワード: 可変周波数|損失電流|水トリー|CVケーブル|劣化診断|tuned-frequency|loss current|water tree|XLPE cable|diagnosis
要約(日本語): CVケーブルは地中送電線の主流として使用されているが、経年により、水トリー劣化が進行して絶縁性能が低下する場合があることが報告されている。このため、経年CVケーブルに対する水トリー劣化診断が重要となることから、著者らは、可変周波損失電流法を用いて、77kV経年CVケーブル(撤去品)に対して水トリー劣化診断を実施した。その結果、調査した77kV経年CVケーブルにおいて水トリー劣化を示す兆候が認められ、残存性能試験結果とも整合が見られた。本論文では、これらの調査結果について概要を報告する。
PDFファイルサイズ: 1,380 Kバイト
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