長寿命防災テープの開発

カテゴリ: 部門大会

論文No: 338

グループ名: 【B】平成23年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2011/08/30

タイトル(英語): Development of a long life flame retardant tape for cables

著者名: 藤井 政徳(三菱電線工業),本城宏昌 (三菱電線工業),厨子 敏博(三菱電線工業),中出 雅彦(東京電力),梅川 健治(東京電力)

著者名(英語): Masanori Fujii(Mitsubishi Cable Industries),Hiromasa Honjo(Mitsubishi Cable Industries),Toshihiro Zushi(Mitsubishi Cable Industries),Masahiko Nakade(Tokyo Electric Power),Kenji Umekawa(Tokyo Electric Power)

キーワード: 防災テープ|寿命|flame retardant tape|life

要約(日本語): ケーブルの防災対策等に用いられる現行の防災テープは、高度な難燃性能を満足するため、リン酸系難燃剤並びに同可塑剤が使用されている。これらの配合剤は難燃性に優れる半面、その耐久性はベース樹脂材より短く、実敷設環境下における製品寿命は設計値上20年に設定されている。　一方、近年電力ケーブルを当初の想定寿命以上に延命使用する傾向が強まっており、ケーブルと組合せて使用される防災テープも同様に長寿命化が強く期待されている。上記の背景から、現行防災テープの寿命向上に向けて配合検討を行い、現行品の約3倍に相当する耐用寿命を有し、かつ優れた難燃性、耐久性を備えた新規防災テープを開発した。

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