カオス短期間予測によるPV電力平滑化システムのEDLC容量低減と変動縮小効果

カテゴリ: 部門大会

論文No: 15

グループ名: 【B】平成24年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2012/09/12

タイトル(英語): Reduction of EDLC Capacity and Power Fluctuation in PV Power Smoothing Systems by Chaos Short-Term Forecasting

著者名: 柴田 恒平(岡山大学),金平 知之(岡山大学),今井 純(岡山大学),舩曳 繁之(岡山大学)

著者名(英語): Kohei Shibata(Okayama University),Tomoyuki Kanehira(Okayama University),Jun Imai(Okayama University),Shigeyuki Funabiki(Okayama University)

キーワード: 太陽光発電|電気二重層キャパシタ|カオス|短期間予測|photovoltaic generation|electric double-layer capacitor|chaos|short-term forecasting

要約(日本語): 　環境問題対策として太陽光発電(PV)が注目されているが，PV電力は気象変化により急峻に変動してしまうため，PV電力の平滑化を目的に電気二重層キャパシタ(EDLC)を用いたPV電力平滑化システムが提案されている．この制御法は移動平均法(MA)に基づくが，MAは積分動作のため時間遅れが生じ，EDLC容量が増大する．
　そこで，EDLC容量の低減を目的に，PV電力のカオス短期間予測を用いた移動平均法を提案し，平滑化効果を損なうことなく，EDLC容量を大幅に低減できるかを，岡山市の照度，温度の実データを用いた計算機シミュレーションにより明らかにした．結果，変動抑制効果の指標である縮小率が最大51.9％得られ，EDLC容量は46.3％低減可能であることを示した．

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