マルチエージェントを用いた適正系統構成アルゴリズム

カテゴリ: 部門大会

論文No: 214

グループ名: 【B】平成24年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2012/09/12

タイトル(英語): An Adequate Network Configuration Algorithm by using Multi-agent Approach

著者名: 植田 悠仁(広島工業大学),永田 武(広島工業大学),岡本 和也(広島工業大学),古城門 達哉(広島工業大学)

著者名(英語): Yuji Ueda(Hiroshima Institute of Technology),Takeshi Nagata(Hiroshima Institute of Technology),Kazuya Okamoto(Hiroshima Institute of Technology),Tatsuya Furukido(Hiroshima Institute of Technology)

キーワード: マルチエージェント|適正系統構成|電力系統信頼性電力系統信頼性|multi-agent|adequate network configuration|power system reliability

要約(日本語): 現在，東日本大震災の教訓をふまえた電力の安定供給確保の問題が大きな課題として認識されている。また，環境問題への意思の高まりや，法制度の整備により分散電源の導入が進展している。その結果，多数の分散電源が配電系統に連系された場合に系統内の潮流分布が変更され，電力の供給信頼度に影響を及ぼすことが懸念されている。
本稿ではマルチエージェントを用いて配電系統の適正系統構成を自律的に構成する方法について提案する。ここで，適正系統（アディクエット系統）とは，需要に対して電源予備力と送電予備力を確保している系統のことである。本方式をモデル系統に適用しシミュレーションを実施した結果，送電予備力の均等化を実現しているアディクエット系統を構成することができた。

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