直流事故電流を抑制可能な自励式直流送電システムの制御保護方式

カテゴリ: 部門大会

論文No: 23

グループ名: 【B】平成24年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2012/09/12

タイトル(英語): Control and Protection Scheme of VSC HVDC Transmission System having the Ability to Control DC Fault Current

著者名: 菊間 俊明(電力中央研究所),竹中 清(電力中央研究所),高崎 昌洋(電力中央研究所),福島 知之(北海道電力),内海 貴徳(北海道電力)

著者名(英語): Toshiaki Kikuma(Central Research Institute of Electric Power Industry),Kiyoshi Takenaka(Central Research Institute of Electric Power Industry),Masahiro Takasaki(Central Research Institute of Electric Power Industry),Tomoyuki Fukushima(Hokkaido Electric Power),Takanori Uchiumi(Hokkaido Electric Power)

キーワード: 直流送電|自励式変換器|事故保護|マルチレベル変換器|HVDC transmission|Voltage source converter|Fault protection|Multi-level converter

要約(日本語): 自励式直流送電システムにおいては，直流事故の発生時に，定格を大きく超える直流事故電流が流れる。この直流事故電流は変換器を停止しても継続するため，交流遮断器の開放により事故を除去する方法が用いられている。しかしながら，交流遮断器を開放する場合，システムの再起動に時間を要する問題があった。これに対し，自励式直流送電システムにフルブリッジセルMMCを適用することにより，直流事故電流を抑制するシステムが提案されている。しかしながら，フルブリッジセルMMCを用いた自励式直流送電システムの具体的な制御保護方式は提示されていなかった。このため，直流事故電流を抑制可能な自励式直流送電システムの制御保護方式を提案し，瞬時値シミュレーションにより動作検証を行った。

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