大容量同期発電機界磁過電圧の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 24

グループ名: 【B】平成24年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2012/09/12

タイトル(英語): Study of Field Spiky Voltage of Large Synchronous Generator

著者名: 平松 大典(東芝),上村 洋市(東芝),鹿室 大(東芝),小林 雅司(東芝),垣内 幹雄(東芝),長倉 謙(東芝),大高 徹(東芝)

著者名(英語): Daisuke Hiramatsu(Toshiba Corporation),Yoichi Uemura(Toshiba Corporation),Dai Kamuro(Toshiba Corporation),Masashi Kobayashi(Toshiba Corporation),Mikio Kakiuchi(Toshiba Corporation),Ken Nagakura(Toshiba Corporation),Toru Otaka(Toshiba Corporation)

キーワード: タ－ビン発電機|過渡現象|EMTPEMTP|turbine-generator|transient phenemena|EMTP

要約(日本語): 同期発電機は，電力用として広く用いられている。近年の電力需要の伸びとともに特にタ－ビン発電機の単機大容量化はめざましく，弊社では2極900,000kVA から1,200,000kVAクラスの製作・国内外への納入実績を重ねている。
同期発電機の励磁はサイリスタ励磁方式とブラシレス励磁方式が現在の主流である。発電機の界磁巻線には通常，直流電流を外部または軸上の交流電源から整流器を通して印加する。ここで発電機端子側から系統事故の影響で界磁側に交流電流が誘起される場合がある。この時，界磁側に誘起した電流が負となると，整流素子がブロックすることとなり，界磁巻線に過電圧が発生する事がある。本報告では，この界磁過電圧発生条件について原点に立ち返り考察・検討した結果を報告する。

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