電力系統における位相遅れ進み補償PSSへのH∞制御性能導入
電力系統における位相遅れ進み補償PSSへのH∞制御性能導入
カテゴリ: 部門大会
論文No: 240
グループ名: 【B】平成24年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2012/09/12
タイトル(英語): Lead-Lag PSS Design Satisfying H-infinity Control Performance using PSO
著者名: 森下 雄一(早稲田大学),鈴木 圭介(早稲田大学),岩本 伸一(早稲田大学)
著者名(英語): Yuichi Morishita(Waseda University),Keisuke Suzuki(Waseda University),Shinichi Iwamoto(Waseda University)
キーワード: PSS|位相遅れ進み補償|H∞制御理論|低次元化|PSOGA|PSS|Lead-lag compensation|H-infinity control theory|Dimension reduction|Particle Swarm OptimizationGenetic Algorithms
要約(日本語): 従来の電力系統安定化装置PSSは,運転状態が変化した場合の性能や安定性について理論的には保証されていないため,近年,H∞制御理論などを用いたロバスト性を持つPSSの設計手法が研究されている。本稿ではH∞補償器によるPSSの,低次元化を目的とする。H∞制御理論はロバスト制御の代表格であるが,理論や構造の複雑さから広く実用化には至っていない。そこで,PSSの構造を位相遅れ進み補償器に固定し,H∞制御問題を考える。この際,閉ループ系のH∞ノルムと目標応答を評価関数とし,PSOを用いたパラメータ調整により最小化を図ることで,既存の制御器構造を持ち,制御性の保証されるPSSの設計手法を提案する。
PDFファイルサイズ: 2,466 Kバイト
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