多段電圧制御方式の基礎検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 250

グループ名: 【B】平成24年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2012/09/12

タイトル(英語): Fundamental Study on the Multi-Stage Voltage Control

著者名: 後藤 光(東北大学),岡田 健司(東北大学)

著者名(英語): Hikaru Goto(Tohoku University),Kenji Okada(Tohoku University)

キーワード: 電圧制御|多段制御|sweep法|負荷時タップ切替器|voltage control|multi stage control|sweep method|on-load tap changer

要約(日本語): 電力系統における系統電圧の維持および無効電力の適正化は，系統運用の安定化
と経済性の向上に不可欠である．系統電圧と無効電力バランスを維持するために
は，系統運用者（TSO）は，電源や電圧調整機器を適切に制御しなければならな
い．一方で，天候に応じて出力が急激に変化する再生可能エネルギー電源の系統
導入拡大が推進されている．これら再生可能エネルギー電源の急激な出力変化に
より，周波数や系統電圧の適正維持が困難になる可能性がある．そこで，本研究
では，大規模電力系統における電圧不安定性を回避するために，デジタル制御理
論に基づき電圧調整機器を動的に制御する多段電圧制御方式の基礎検討を行う.

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