集中型不感帯制御方式を用いたSVCによる動的電圧制御の実験的検証
集中型不感帯制御方式を用いたSVCによる動的電圧制御の実験的検証
カテゴリ: 部門大会
論文No: 251
グループ名: 【B】平成24年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2012/09/12
タイトル(英語): Experimental Verification of Dynamic Voltage Control Method for SVC using Centralized Control of Dead Band
著者名: 高橋 尚之(早稲田大学),林 泰弘(早稲田大学)
著者名(英語): Naoyuki Takahashi(Waseda University),Yasuhiro Hayashi(Waseda University)
キーワード: SVC|電圧制御|配電系統配電系統|Static Var Compensator|voltage control|distribution system
要約(日本語): 環境問題への意識の高まりから配電系統への太陽光発電(以下,PV)が進んでいる。PVの大量導入に当たり,PVからの逆潮流による電圧問題がある。特に,曇天時などではPV出力が急変にともない電圧変動も急峻に変化し,LRT及びSVRでは電圧制御することが困難となる。この対策として,瞬時電圧制御が可能であるSVCの導入が検討されている。これまで,筆者らは多様な電圧分布に対応可能なSVCの集中型電圧制御手法の開発を行い,配電系統モデルを用いた数値計算により妥当性を検証してきた。しかし,数値計算では系統条件を簡素化するため実運用でどの程度精度が確保できるか定量的に評価することは難しい。そのため,本稿では早稲田大学に設置されている配電系統模擬装置を用いた実験により,これまで提案した手法の妥当性の評価を行う。
PDFファイルサイズ: 2,908 Kバイト
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