都道府県別データを用いた住宅用太陽光発電の普及に関する分析(2)

カテゴリ: 部門大会

論文No: 266

グループ名: 【B】平成24年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2012/09/12

タイトル(英語): Analysis of Dissemination of Residential PV Systems in Japan using Prefectural Data (2)

著者名: 遠藤 栄一(産業技術総合研究所)

著者名(英語): Eiichi Endo(National Institute of Advanced Industrial Science and Technology)

キーワード: 住宅用太陽光発電|普及要因|年間設置率|投資回収期間|回帰分析非経済性効果|residential PV system|factor of dissemination|annual installation rate|pay-back period|regression analysiseffect of non-economy

要約(日本語): 本研究は，わが国における住宅用太陽光発電に着目し，その経済性および普及に関する1994～2011年度の経年データに基づいて，データの推定も交えて普及要因を分析している。経済性をあらわす独立変数を投資回収期間，普及をあらわす従属変数を年間設置率とし，両者の関係を指数関数でモデル化し，対数変換して年度ごとの回帰直線を求めている。前年度との年間設置率の差分は，前年度の回帰直線から推定される経済性による部分と，それ以外の要因による部分とに分けられる。分析の結果，経済性以外の効果は，マイナスになることもあることから，隣人効果だけではなく，その時々の要因と対応付けられることを明らかにしている。

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