FDTD法による変電所避雷器の電界解析
FDTD法による変電所避雷器の電界解析
カテゴリ: 部門大会
論文No: 315
グループ名: 【B】平成24年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2012/09/12
タイトル(英語): FDTD Electric Field Analysis of Surge Arresters in Substations
著者名: 重見 賢太(同志社大学),奥田 亮平(同志社大学),馬場 吉弘(同志社大学),長岡 直人(同志社大学),雨谷 昭弘(同志社大学),中島 昌俊(富士電機)
著者名(英語): Kenta Shigemi(Doshisha University),Ryohei Okuda(Doshisha University),Yoshihiro Baba(Doshisha University),Naoto Nagaoka(Doshisha University),Akihiro Ametani(Doshisha University),Masatoshi Nakajima(Fuji Electric)
キーワード: 時間領域有限差分法|電磁界|避雷器避雷器|Finite difference time domain method|Electromagnetic field|Arrester
要約(日本語): 変電所には,過電圧対策の要として,酸化亜鉛素子(ZnO)を用いた避雷器が設置されている。変電所用避雷器は,メートル級の大きさを有するため,急峻な雷サージ過電圧が加わった場合,避雷器の高圧?低圧端子間が完全に導通するまでの間は,複雑な過渡電界分布となっている可能性がある。場合によっては,特定の箇所の特定の方向の電界が極めて高くなり,そこに流れる電流により,局所過熱が生じてしまう可能性がある。また,避雷器表面のがい子での部分放電の発生により,表面部分の電界が乱され,径方向にも高い電界が局所的に発生する可能性もある。
本論文では,予備的な検討として,避雷器の動特性を無視したモデルを対象にFDTD法を用いて電界解析を行い,酸化亜鉛素子の配置およびシールドリングの避雷器各部の電界に与える影響について検討を行ったので報告する。
PDFファイルサイズ: 2,513 Kバイト
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