直角波応答特性による雷インパルス高電圧標準計測システムの長期安定性評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 337

グループ名: 【B】平成24年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2012/09/12

タイトル(英語): Evaluation of Long-time Stability of Standard Measuring System for Lightning-Impulse High Voltage by Convolution method from Step-response Measurement

著者名: 五島 久司(電力中央研究所),宮嵜 悟(電力中央研究所),新開 裕行(電力中央研究所),足立 和郎(電力中央研究所),八島 政史(電力中央研究所),新藤 孝敏(電力中央研究所),脇本 隆之(千葉工業大学),石井 勝(東京大学)

著者名(英語): Hisashi Goshima(Central Research Institute of Electric Power Industry),Satoru Miyazaki(Central Research Institute of Electric Power Industry),Hiroyuki Shinkai(Central Research Institute of Electric Power Industry),Kazuo Adachi(Central Research Institute of Electric Power Industry),Masafumi Yashima(Central Research Institute of Electric Power Industry),Takatoshi Shindo(Central Research Institute of Electric Power Industry),Takayuki Wakimoto(Chiba Institute of Technology),Masaru Ishii(University of Tokyo)

キーワード: 分圧器|雷インパルス電圧|直角波応答試験|高電圧計測|Voltage divider|Lightning impulse|Step-response test|High voltage measurement

要約(日本語): 日本高電圧インパルス試験所委員会では，経済産業省の委託事業により整備された高電圧インパルス標準計測システムを国家的標準として確立し，運営する事業を推進している。本システムを国家標準級システムとして運用するためには，システムの長期安定性評価が重要である。長期安定性の評価項目の一つとして，周波数特性を時間領域のデータで評価可能な直角波応答試験が周波数特性試験の代替として実施されているが，現在用いられている直角波応答パラメータの評価では，長期にわたり安定した特性を取得することが困難である。本研究では，直角応答波形の畳み込み積分から長期安定性を評価し，良好な結果を得たので報告する。

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