SHF_PDPW装置を用いた超広帯域測定による変圧器油中PD電流パルス波形の基礎検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 351

グループ名: 【B】平成24年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2012/09/12

タイトル(英語): Fundamental study on PD current pulse waveforms in transformer oil by super high frequency wide band measurement with SHF_PDPW system

著者名: 福崎 稔(九州工業大学),福田 浩平(九州工業大学),大塚信也 (九州工業大学)

著者名(英語): Minoru Fukuzaki(Kyushu Institute of Technology),Kohei Fukuda(Kyushu Institute of Technology),Shinya Ohtsuka(Kyushu Institute of Technology)

キーワード: SHF帯|部分放電|変圧器油|電流波形|SHF band|partial discharge|transformer oil|current waveform

要約(日本語): 電力機器の絶縁診断技術の確立が求められており、現在は主に、UHF法と呼ばれる300MHz~3GHzのPD放電放射電磁波を対象とした検討が行われている。このような放射電磁波測定による絶縁診断技術のさらなる高度化には、PD放射電磁波の放射源であるPD電流パルスの正確な測定が重要となる。筆者らはこれまでSHF帯領域までの放電電流パルス波形を正確に測定できる装置(SHF_PDPW装置)を構築し、SF6ガス等のガス中PDを検討している。本研究では、変圧器油中でのPD電流パルス波形の測定を行い、電流波形の印加電圧極性の相異や測定周波数の影響など基礎特性を検討した。

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