油中ガス分析蓄積データ解析に基づいた「要注意Ⅰ」の管理方法

カテゴリ: 部門大会

論文No: 353

グループ名: 【B】平成24年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2012/09/12

タイトル(英語): The management of “Caution Level 1” transformers based on DGA data

著者名: 稲川 諭季彦(中部電力),菊地 学(中部電力),高橋 一嘉(中部電力)

著者名(英語): Yukihiko Inagawa(Chubu Electric Power),Manabu Kikuchi(Chubu Electric Power),Kazuyoshi Takahashi(Chubu Electric Power)

キーワード: 油中ガス分析|油入変圧器|内部異常診断内部異常診断|analysis of dissolved gas in oil|oil-filled transformer|diagnosis

要約(日本語): 油中ガス分析は，油入変圧器の保守管理ツールとして広く用いられている。検出されるガス量により内部の不具合を診断するための判定値が，要注意Ⅰ，Ⅱ，異常の3段階で設けられており，それぞれの段階に応じて分析周期を短縮するなどの保守対応を行っている実情にある。近年，油中ガスデータの蓄積とその解析結果から，特定のガスにより「要注意Ⅰ」と診断される場合には，分析周期短縮による追跡管理を実施しても追跡期間中にガス発生量の急増はないという実態が明らかとなった。

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