直流遮断器により直流線路事故を除去可能とした自励式直流送電システム
直流遮断器により直流線路事故を除去可能とした自励式直流送電システム
カテゴリ: 部門大会
論文No: 360
グループ名: 【B】平成24年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2012/09/12
タイトル(英語): A VSC HVDC Transmission System being Capable of Clearing DC Line Fault using DC Circuit Breakers
著者名: 佐野 憲一朗(電力中央研究所),高崎 昌洋(電力中央研究所)
著者名(英語): Kenichiro Sano(Central Research Institute of Electric Power Industry),Masahiro Takasaki(Central Research Institute of Electric Power Industry)
キーワード: 直流送電システム|自励式変換器|電圧形変換器|直流遮断器|直流線路事故架空送電線|HVDC (high voltage dc) transmission system|self-commutated converter|voltage-source converter|dc circuit breaker|dc line faultoverhead transmission line
要約(日本語): 自励式電圧形変換器を用いた直流送電システムは,従来の他励式変換器を用いたものと比べて設備の小型化や制御性向上が期待でき,国外での適用が拡大している。しかしながら,直流線路事故時に交流遮断器を用いて事故を除去する必要があり,送電再開に時間を要するため,架空線区間を有する直流送電への適用は限られていた。本稿では,直流線路事故を高速に除去可能な半導体直流遮断器を適用することにより,事故時にも交直変換器の運転を継続し,高速な送電再開を可能とした直流送電システムを提案する。定格10 kWの縮小モデルを試作し,他励式と同等の時間での送電再開,および直流事故期間中の変換器の運転継続を検証したので報告する。
PDFファイルサイズ: 3,075 Kバイト
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